厚生労働大臣の定める掲示事項
令和7年6月1日現在
1. 当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
2. 入院基本料について
当院では、障害者施設等入院基本料(日勤、夜勤あわせて)入院患者13人に対して1人以上の看護職員を配置しております。
3. 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制について
当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。
4. 明細書発行体制について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書とは、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
5. 施設基準等に係る届出について
当院は近畿厚生局長に下記の届出をおこなっております。
1) 入院時食事療養費
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っており、療養のための食事は管理栄養士の管理の下に、適時適温で提供しております。
2) 基本診療料
障害者施設等入院基本料 | 診療録管理体制加算3 | 特殊疾患入院施設管理加算 |
看護補助加算 | 医療安全対策加算2 | ハイリスク妊娠管理加算 |
後発医薬品使用体制加算1 | データ提出加算 | 医療DX推進体制整備加算 |
3) 特掲診療料
がん性疼痛緩和指導管理料 | がん患者指導管理料 | 薬剤管理指導料 |
在宅時医学総合管理料 | HPV核酸検出及びHPV核酸検出(簡易ジェノタイプ判定) | 検体検査管理加算(Ⅰ) |
検体検査管理加算(Ⅱ) | 小児食物アレルギー負荷検査 | CT撮影及びMRI撮影 |
輸血管理料Ⅱ | 輸血適正使用加算 | 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) |
入院ベースアップ評価料 |
6. 保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用に応じた実費のご負担をお願いしております。
1) 特別療養環境の提供
個室料金 5,500円/1日(5室)
2) その他保険外負担に係る費用(一部抜粋)
商品名 | 単価 | 商品名 | 単価 |
T字帯 | \380 | シルガード(1回) | \35,200 |
マザーベルト | \3,300 | シルガード(3回セット) | \99,000 |
ランシノー軟膏 | \1,100 | 入院証明書 | \5,500 |
ミルキーローション | \1,100 | 病院診断書 | \3,300 |
パイルシーツ | \2,700 | おむつ証明書 | \1,100 |
エプロン 2F | \1,600 | 措置理由証明書 | \1,100 |
イヤホン | \110 | 郵送料・結果通知手数料 | 実費 |
ティッシュペーパー | \170 | 簡易書留 | \320 |
紙おむつ | \60 | 血液型 | \2,200 |
診察券(再発行) | \220 | MRワクチン | \9,000 |
オムツ(パット) | \60 | 子宮癌(公費) | \500 |
マスク | \20 | 卵巣癌(自費) | \2,200 |
※ご不明な点は、受付でお尋ねください。
7. 医療情報取得加算
当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者さんの診療情報(他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報も含む)を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。また、国が定めた診療報酬算定要件に従い診療報酬点数を算定します。
※正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いいたします。
8. 医療DX推進体制整備加算
当院では、医療DXを通じた質の高い医療提供を目指しております。
・当センターはオンライン資格確認をおこなう体制を有しています。
・マイナ保険証を利用する等で取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
9. 生活習慣病管理料(Ⅰ)
令和6年6月1日から、高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行します。
患者さんには個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回だけ署名(サイン)を頂く必要がありますので、どうかご協力のほどよろしくお願いします。
また、状態に応じ医師の判断のもと、28日以上の長期投薬を行うことも可能です。
10. 一般名処方加算
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。後発医薬品があるお薬については、説明の上、一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。一般名処方を行うことで、医薬品の供給不足等が発生した場合にも、患者さんに必要な医薬品の供給がしやすくなります。一般名処方とは、お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者さまに必要なお薬が提供しやすくなります。
ご不明点などがありましたら医師・薬剤師などにご相談ください。
11. 後発医薬品使用体制加算
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。
なお、状況によっては、患者さんへ処方する薬剤が変更となる可能性がございます。事前にご説明の上変更いたしますが、ご不明点などがありましたら医師・薬剤師などにご相談ください。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
12. 後発医薬品のある先発医薬品の選定療養について
令和6年度診療報酬改定に伴い令和6年10月1日から導入される制度として、患者さんの希望により長期収載品を処方した場合に、長期収載品と後発医薬品の差額の4分の1に相当する金額を、選定療養費(特別の料金)として患者さんにご負担いただく仕組みが始まります。(長期収載品とは後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品のことです。)
【対象となる医薬品】
・外来患者さんの院内処方・院外処方
・後発医薬品が市販されて5年以上経過した長期収載品、または後発医薬品への置換率が50%以上を超える長期収載品(注射薬剤を含む)
【対象外となる場合】
・医師が医療上の必要性があると判断し、長期収載品を処方した場合
・在庫状況等により、後発医薬品の提供が困難な場合
・バイオ医薬品
・入院の場合(退院時処方を含む)
【自己負担額について】
・長期収載品の価格と後発医薬品内での最高価格との価格差の4分の1
※選定療養費には別途消費税もかかります
13. その他
・当院では、安全な医療を提供するために、医療安全管理者等が医療安全管理委員会と連携し、より実効性のある医療安全対策の実施や職員研修を計画的に実施しています。
・当院では、感染制御のチームを設置し、院内感染 状況の把握、抗菌薬の適正使用、職員の感染防止等をおこない、院内感染対策を目的とした職員の研修を行っています。
・当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責任と考えます。個人情報保護に関する方針を定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。
・当院では屋内外を問わず、「病院敷地内全面禁煙」となっておりますのでご理解とご協力をお願いします。